houseM
スリットのある家
都心の旗竿敷地に建つ住宅。基本的な構成要素は3つの塔状のボリュームと、その間にある2つのスリットである。スリットは内部空間に距離を生み出す。同時に、都市との距離を縮める役目を果たす。通風や採光のためでもあるが、意識の通り道、抜け道となっている。例えば、寝室に行く時には必ずスリットを通る。住人は、いつも都市の風を感じながら生活することになる。この住宅には都市のざわめきと共に、日々の出来事が堆積していく。
所在地 | 東京都文京区 |
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主用途 | 住宅 |
施工 | 広橋工務店 |
構造 | 木造 |
階数 | 3階建 |
敷地面積 | 116.06㎡ |
建築面積 | 60.35㎡ |
延床面積 | 160.25㎡ |
竣工 | 2014年12月 |